【初心者向け】水耕栽培におすすめの野菜10選!必要な道具も紹介
水耕栽培は、室内で汚れを気にせず気軽に野菜を育てられる方法です。
しかし、土壌栽培と異なり、すべての野菜が水耕栽培に適しているわけではありません。
水耕栽培に適した野菜を選ばないと、成長せずに手間だけかかる結果になってしまいます。
この記事では、水耕栽培におすすめの野菜10選と、水耕栽培を始めるのに必要な道具を紹介します。
この記事は、水耕栽培用スポンジを製造する富士ゴム産業が執筆しています。
水耕栽培におすすめの野菜10選
水耕栽培では、ミニトマトやリーフレタス・バジルなどの初心者でも簡単に栽培できる野菜がおすすめです。
ここでは、水耕栽培におすすめの野菜10選を紹介します。
ミニトマト
ミニトマトは、水耕栽培初心者の方でも育てやすい野菜です。ただし、大玉トマトや中玉トマトなどは、水耕栽培が難しいため注意しましょう。
ミニトマトは、収穫量が多いため、キッチンで栽培をすれば好きなときに料理の彩りとして使用可能です。
品種は、アイコやオレンジキャロル・イエローミミなどがおすすめです。栽培時期は暖かい時期が適しているため、4~8月頃がいいでしょう。
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リーフレタス
リーフレタス(葉レタス)とは、一般的なレタスのように玉になっている形状ではなく、葉が開くタイプのレタスです。
一般的なレタスと比べると、ビタミンAやビタミンC・鉄分などの栄養素が数倍含まれています。
リーフレタスは、気温15~20℃で栽培するのに適しています。時期的には、3~4月もしくは9~10月頃に種まきをするといいでしょう。
リーフレタスは夕食の付け合わせとして、いくらあっても困らないため、水耕栽培で最初に育てる野菜としておすすめです。
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バジル
バジルなどのハーブ系は、水耕栽培で育てやすい野菜の一つです。
ピザやパスタなどのイタリア料理に使われていて、ニンニクやチーズ・トマトとの相性が抜群です。
ビタミンAやビタミンE・ビタミンCが豊富で、カルシウムや鉄分などのミネラルも多く含まれています。
バジルは寒さに弱いため、暖かくなる4月~5月に種まきをするのがおすすめです。
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水菜
水菜は日本の固有種であり、京野菜に分類されます。
サラダや鍋物・和え物など、幅広い料理で活躍する野菜です。
水菜を栽培するには15~25℃が適温とされていて、真夏と真冬以外なら季節を問わず栽培可能です。
また、直射日光を嫌うため、室内で栽培する場合は、窓際を避けるのがいいでしょう。
ただし、暗い場所では生育が止まってしまうため、明るい場所で育てることが大切です。
ホウレンソウ
葉物野菜であるホウレンソウは、水耕栽培で育てやすい野菜の一つです。
栽培に適した温度は15~20℃で、3月~6月に種まきをするのがおすすめです。収穫できるサイズになるには、1か月半~2か月ほどかかります。
それほど手間をかけずに成長するホウレンソウですが、日光の当たりすぎには注意が必要です。
ホウレンソウは長い時間、日光に当たり続けると「トウ立ち」という現象が発生して、全体に栄養が行きわたらなくなってしまいます。
陽当たりは重要ですが、夏場の光が強くなる時期は、日光に当たりすぎないように注意してください。
大葉
大葉は、そうめんの薬味や刺身のツマ・天ぷらなどで食べられている野菜です。
青じその葉の部分のことを大葉と呼びます。
大葉は繁殖力が強く、簡単に栽培できるため、水耕栽培初心者の方におすすめの野菜です。
大葉の育成適温は20~25℃くらいで、比較的暖かい時期の栽培が向いています。4月~5月くらいに種まきをするといいでしょう。
芽ネギ
芽ネギとは、発芽して間もない時期に収穫した青ネギのことです。
薬味として使われることもありますが、料理の具材や和食の添え物として使用されています。
芽ネギはスーパーで購入できますが、50gのパックで500円ほどと比較的価格が高いです。
種を購入してキッチンで栽培をすれば、安価に育てられるため、気軽に料理に使用できるでしょう。
芽ネギは基本的に1年中栽培できますが、育成適温は20℃前後なので3~10月頃に種まきをすると育てやすいです。
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パセリ
パセリは料理の添え物や彩りに使われている野菜ですが、栄養価が豊富なため、食用にも向いています。
生のまま食べるのが苦手な人は、加熱すると葉が柔らかくなり食べやすくなるでしょう。
パセリの育成に適した温度は、15~20℃です。春(4~5月)と秋(9~10月)に種まきをすると成長しやすく、簡単に育てられます。
パクチー
パクチーは、タイ料理やエスニック料理によく使われる、独特の風味がある野菜です。
セロリと三つ葉・パセリを合わせたような香りで、苦手な人もいますが、清涼感あふれる風味で好きな人も多くいます。
種まきは、4~6月か9~10月が適しています。
パクチーの種には殻が付いているため、一晩水に浸して柔らかくするか、殻を割って中身を取り出してから撒いてください。
豆苗
豆苗とは、えんどう豆の若葉のことで、中国では古くから食べられている食材です。
日本ではサラダや炒め物・パスタなど、幅広い料理で活用されています。
豆苗は収穫した後に、根を水に浸けておくと再び芽が伸びて収穫できます。栽培環境にもよりますが2階は収穫できるため、お得感のある野菜です。
豆苗は気温が15~25℃での育成が適していて、3~5月と9~10月に種まきをするのがおすすめです。
水耕栽培におすすめの野菜の特徴
野菜にはさまざまな種類がありますが、水耕栽培に向いているのは「葉物野菜」です。葉物野菜とは、主に葉を食用とする野菜の総称です。
今回の記事の中で挙げた、レタスや大葉は種から育てられ、初心者でも特に栽培しやすいでしょう。
また、発芽から1~3週間ほどの短期間で収穫できるのも、おすすめの理由です。
その他には、バジルやパセリなどのハーブ系も水耕栽培に適しています。
ハーブ系は、生命力が強く、小まめな手入れをしなくても成長するためです。また、ミント系のハーブは、ゴキブリや蜂などが近寄らなくなり、虫よけの効果もあります。
虫が集まりやすいキッチンに最適な野菜といえるでしょう。
ジャガイモや玉ねぎ・ニンジンなどの根菜類は、水耕栽培が難しいとされています。根菜類の成長には多くの栄養が必要になり、水耕栽培で育てるには時間がかかってしまいます。
水耕栽培で野菜を育てるのに必要な道具
水耕栽培で野菜を育てるには、以下の道具が必要です。
- 野菜の種
- 液体肥料
- 容器
- 水耕栽培用スポンジ
水耕栽培用スポンジは、100均で販売されている台所用スポンジで問題ありません。しかし、台所用スポンジの中には、硬さや密度などが水耕栽培に適さないものもあるため注意してください。
趣味として本格的に水耕栽培をするのであれば、植物工場でも使用されている水耕栽培専用のスポンジがおすすめです。
まとめ
水耕栽培におすすめの野菜は、ミニトマトやリーフレタス・バジルなどがあります。
特に葉物野菜やハーブ系は初心者でも育てやすく、初めて水耕栽培で野菜を育てる人にもおすすめです。
弊社では水耕栽培に最適なスポンジを販売しています。スムーズに水耕栽培を進めるためにも、専用のスポンジを使用して、快適に野菜を育ててください。
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