【誰でもできる】水耕栽培用スポンジで芽ネギを育てる方法！ペットボトルを使えば自宅で簡単栽培

寿司のネタや料亭の料理に添えられている芽ネギ。

料理に高級感が出るため、自分で育てたいと考える人も多くいます。

この記事では、水耕栽培用スポンジとペットボトルを使って、自宅で簡単に芽ネギを育てる方法を紹介します。

水耕栽培用スポンジで芽ネギを育てるために必要なもの

芽ネギの水耕栽培は、少しの道具だけで育てられることが特長です。

簡単に手に入るものばかりなので、お手軽に始められます。

• 水耕栽培用スポンジ
• 芽ネギの種
• 液体肥料
• ペットボトル

水耕栽培に使用するスポンジは、専用のものを使用するのがおすすめです。

水耕栽培専用のスポンジであれば、くぼみや切り込みがあり、種を安定させるのに役立ちます。

また、根が成長しやすい硬さのスポンジで作られていて、水耕栽培に最適な環境を作り出せるでしょう。

100均で販売されている台所用スポンジでも問題ありませんが、スポンジの硬さによっては、根の成長を阻害する可能性があります。

芽ネギの種は100均やホームセンター・インターネットなどで購入可能です。

液体肥料も同じくホームセンターやインターネットなどで購入できます。

水耕栽培用スポンジの購入をご希望の場合は、以下のURLをご覧ください。

業者の方は、以下のお問い合わせフォームからご連絡ください。

水耕栽培用スポンジで芽ネギを育てるための準備

水耕栽培で芽ネギを育てるには、まずはペットボトルを加工します。

下の写真の赤い線の辺りをカッターでカットしてください。

カットしたら、飲み口側を反対向きにして、差し込みます。

これでペットボトルの準備は完了です。

次は水耕栽培用スポンジを水に浸けて、水分を十分に含ませます。

スポンジ内に空気が入っていると、ペットボトルに水を入れた際に浮いてしまうため注意が必要です。

また、種が水分不足になってしまう危険性があります。

スポンジに水分を十分に浸透させたら、3cm角ほどに切り取ります。

水耕栽培専用のスポンジであれば切り込みが入っているため、簡単に分離可能です。

水耕栽培用スポンジで芽ネギの種まき

水耕栽培用スポンジに種まきをする際は、スポンジのくぼみや切り込みに種をセットします。

切り込みがある場合は、深さ1cmほどに種を置くのがベストです。

丸くて転がりやすい種の場合は、くぼみがあるスポンジを選ぶと転がりにくくなり発芽率が上がります。

種をセットしたら、ペットボトルに水を入れます。

水は種が浸るくらいの高さまで入れてください。

水耕栽培用スポンジで芽ネギを育てた成長記録

ここからは、実際に水耕栽培用スポンジで芽ネギを育てた成長記録を紹介します。

 

種を撒いてから5日目に芽が出てきました。

発芽するまでは種が持っている栄養で成長するため、基本的に液体肥料を与える必要はありません。

8日目になると、最初に発芽した芽ネギが大きく伸びてきました。

9日目に3個目の種も発芽しました。

この辺りから液体肥料を加えていきます。

液体肥料を水に混ぜると栄養が豊富になり、藻やアオコが発生しやすいので、定期的に清掃してください。

根に藻やアオコが付着すると、栄養や酸素の吸収率が悪くなり、十分に成長しない可能性があります。

その後も順調に成長して、22日目には７～８cmくらいまで成長しました。

39日目に収穫できるサイズまで成長しました。

収穫するサイズの目安は10cm前後ですが、温度や日光などの育成環境により異なるため、成長が遅くなったら収穫しても問題ありません。

今回は種まきをしてから39日で、12～13cmほどに成長しました。

芽ネギは水耕栽培スポンジで育てるのに適している？

芽ネギとは、成長しきる前の細い状態で収穫したネギのことです。

太さは1mmほど、長さは10cm前後が一般的なサイズです。

寿司のネタや料亭の和食などによく使われています。

芽ネギを栽培している農家はそれほど多くなく、スーパーでも小量しか販売されていないケースが多いです。

そのため、自分で芽ネギを育てるのは難しいと感じるかもしれません。

しかし、水耕栽培で芽ネギを育てるのは比較的簡単で、誰でも室内で栽培できます。

水耕栽培初心者の方が初めて育てるのに芽ネギを選ぶことも多いです。

キッチンで栽培すれば、簡単に料理に彩りを添えられて重宝するでしょう。

まとめ

芽ネギは初心者でも水耕栽培で育てやすい野菜です。

ペットボトルと水耕栽培用スポンジを使って栽培する場合、30~40日で収穫できる10cm前後まで成長します。

芽ネギを水耕栽培する際は、液体肥料を入れるタイミングや陽当たり・藻などに気を付けてください。

芽ネギは料理の彩りとなり、普段の食卓をワンラックアップさせてくれます。

キッチンやリビングなどで育てて、手軽に収穫できる水耕栽培をぜひ試してみてください。