

①キズができないよう「衝撃吸収」
農家さんの頑張りで
ようやく収穫をむかえた作物。
その作物がどうようなルートで
私たちの手に届くのかを
まず見ていきましょう。
「収穫→市場→せり→販売」
いくつもの工程を通って、
私たちに届けられています。
「結構、時間かかるんだな」
そう感じられた方も多いと思います。
実はそこがネックな部分。
工程が多いということは
「移動」が多いということ。
特にトラックでの輸送中には
「揺れ」によって農作物が
キズついてしまう危険性があるのです。
また、そのキズが広がり
割れとなって亀裂が入り、
時間が経つと傷んで腐ることも。。。
そこで、
「スポンジ」の登場です!
スポンジには
その揺れや衝撃をやわらげ、
吸収する能力に優れています。
また柔らかい素材なので
折り曲げたり、中に詰めたりと
加工がしやすい点も、
ここまで広くつかわれ
ここまで私たちの生活に
スポンジが溶け込んでいる証拠です。
農家さんの思いがつまった作物を
安心して届けるため、
緩衝材として
スポンジが使われていることが
分かっていただけたと思います。
②「商品価値」が高まる
冬の時期、
コタツに入って
みかんを食べる。
毎年の恒例になっている
人も多いのではないでしょうか。
そしてそんな時期には
このような赤いネットに入った
みかんをよく見かけますよね。
では、なぜ
みかんは赤いネットに
入れられているのでしょうか?
実は、
人間の「視覚」と関係しているのです。
人間の脳は
ネット入りで売られているみかんを見た時
みかん単体ではなく、
「ネットを含めてみかん」として認識します。
この時、
赤いネットに入っていたほうが
みかんの色がより鮮やかに
美味しそうに映るのです。
逆に、
みかんを緑色のネットに入れると、
青みがかって熟れていない色に見えてしまいます。
これでは、
ちょっと買う気が失せてしまいますよね。
「同化現象」とよばれるこの現象。
みかんのほかにも、
「緑のネットに入ったオクラ」や、
「白いネットに入ったニンニク」など
みなさんも見たことがあると思います。
説明が長くなりましたが、
スポンジでもこの現象によって
イメージの差が生まれてくるのです。
例えば、、、
この「ピンクスポンジ」
いちごの色味と同じ系統の色の
スポンジを合わせることで
より華やかな印象になります。
また、
この「黒スポンジ」は
色味をグッと締める
黒を使用することで
シックで高級感ある印象を与えます。
さらに弊社では、
より農作物が動かないようにするため
「スポンジに丸穴を空ける」
プレス機による打ち抜きも行っております。
このように様々な
バリエーションや加工があることで
お客様に合わせたカスタマイズができる
この点も
緩衝材の代表としてスポンジが
使われる理由の1つとなっています。
スポンジの商品はコチラから↓
③栽培環境を「清潔に」保てる
これまで紹介してきたスポンジは
「食品」に対して使用する場合が多いです。
そのため、
人に害はないのか、がポイントになってきます。
海外の研究者W.C.Hupper氏の
スポンジとラットを使った実験報告があります。
細かく刻んだスポンジに、肉汁を浸み込ませたものを用意。
それを2年間、エサとしてラットに与えた実験。
結果、ラットの解剖からは毒性や異常はみられなかった。
この結果から、
何らかのはずみでスポンジが裂けてしまっても
人体には影響がほとんどないため安全にお届けできるのです。
また、
「食品衛生法」などの厳しい品質チェックを
乗り越えているため、きわめて安全な商品となっています。
もちろんですが、弊社も検査済みです。
そして、
近年では「抗菌素材」のスポンジが登場し、
さらに清潔な状態で農作物を配達できるようになりました。
コチラが弊社の抗菌素材の商品です↓
④まとめ
ここまで緩衝材として
スポンジが使われる理由について
説明してきました。
ここまで読んでいただいた
皆さんにはスポンジの優秀さを
分かっていただけたかと思います。
それでも、
「もっとスポンジについて知りたい!」
「購入するかどうか迷い中…」
そんな方のために、
「スポンジを買う前に
知っておくべき7つのこと」
と題して、
スポンジについて
さらに詳しく解説していますので
ぜひ下のリンクからご覧ください!
スポンジを買う前に知っておくべき7つのコツ!<br>そもそも水耕栽培や農業資材として使われるスポンジってどんなもの?
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