水耕栽培で育てられるおすすめの観葉植物10選!水の管理方法や適したスポンジも紹介

観葉植物を育てると、日々の生活に彩りを与えて、毎日の成長が楽しくなります。

しかし、手間がかかりそうで、枯れてしまわないか心配な人も多いのではないでしょうか。

なるべく手間を少なくして観葉植物を育てるには、水耕栽培がおすすめです。

そこで今回は、水耕栽培で育てられるおすすめの観葉植物10選を紹介します。

水耕栽培におすすめの観葉植物10選

水耕栽培で育てやすい観葉植物には、シェフレラやアイビーなどがあります。

ここでは、水耕栽培におすすめの観葉植物10選を紹介します。

シェフレラ

シェフレラは成長しやすく、初心者でも育てやすいため人気のある観葉植物です。

熱帯の植物なので水耕栽培を始めるのは、4月~9月くらいの暖かい時期が向いています。

シェフレラは日光を好み、窓際などの明るい場所に設置すると成長しやすくなります。

日陰で育てるのであれば、定期的にベランダに出すなどして成長を促しましょう。

シェフレラは多くの品種が販売されていて、品種ごとの違いを楽しむのもおすすめです。

  • シェフレラ・ホンコン:定番品種、0℃まで耐えられる、アジアンテイストな見た目
  • シェフレラ・コンパクタ:コンパクトに成長して室内のインテリアに適している
  • シェフレラ・トリネッティ:シェフレラ・ホンコンの葉に班が入っている品種

上記の他にもさまざまな品種があります。部屋のテイストや好みに合う品種を見つけてください。

アイビー

アイビーは楓のような葉が特長のつる性植物です。

葉がハート型やカール型の品種もあり、バリエーション豊かな観葉植物です。

アイビーは、温度への耐性が強く、育てるのが簡単だといわれています。

挿し木で増やすこともでき、少しずつ増殖させていけば、部屋の複数個所への設置も可能です。

パキラ

パキラはメキシコ原産の熱帯地方でよく見られる観葉植物です。

マネーツリーとも呼ばれていて、金運がアップするといわれています。

野生のパキラは20mほどまで成長しますが、日本で育てる場合は1mほどの高さになります。

パキラは一般的な緑の葉っぱで、シンプルな見た目のため、さまざまなテイストの部屋にマッチします。

適切に世話をすれば10年以上、育成できるため、引っ越しなどをしても長く楽しみたい人におすすめです。

ドラセナ

ドラセナはシャープな見た目が特徴の観葉植物です。

ドラセナは常緑樹なので、いつでも葉が茂っています。ただし、水耕栽培を始める時期は、育成が活発になる5~7月がいいでしょう。

もともとは熱帯に生息する植物で、冬場は休眠期にあたります。寒い時期は発根しない可能性があるので注意してください。

ドラセナの花言葉は「幸福」です。ハワイでは玄関先にドラセナを植えると、幸せが舞い込むとされています。

運気を上げて、観葉植物を楽しみたい人におすすめです。

ガジュマル

ガジュマルは東南アジアを中心に生息している高木ですが、日本でも沖縄や屋久島・小笠原諸島などで見られます。

ガジュマルには「たくさんの幸せ」や「健康」という花言葉があり、古くから御神木とされ敬われてきました。

また、ガジュマルの生命力や力強さから、健康になるともいわれています。

ポトス

ポトスはつる性の植物で、支柱などをつたって伸びていきます。

定番の観葉植物で、飽きのこない見た目で長く楽しめます。

品種が多くて、新しい品種も登場しているため、初心者だけでなく上級者にも好まれる観葉植物です。

アロマティカス

アロマティカスは、小さい葉がたくさん生える、かわいらしい見た目の観葉植物です。

表面は細かい毛におおわれていて、ふわっした感触です。

名前の通りアロマのような香りがあり、ミントやハッカなどの香りと似ています。

ゴキブリなどの害虫除けに効果があるとされていて、自然な香りで虫対策をしたい人におすすめです。

フィロデンドロン・レモンライム

淡いライムグリーンの葉色が美しい観葉植物です。

ラックなどに吊るして育成するハンギング用で鑑賞されることが多く、おしゃれな部屋作りに役立ちます。

家庭だけでなくショッピングセンターや公共施設など、さまざまな場所に飾られていますが、葉には毒性があります。

子どもやペットなどが口に入れないように、注意して設置してください。

オキシカルジウム

ハートの形の葉が生い茂り、かわいらしくも力強さを感じられる観葉植物です。

タワー状にしたり、吊り鉢から垂らしたり、多くの仕立て方で楽しめます。

オキシカルジウムは耐陰性があることが特長で、直射日光に当てる必要はありません。

室内の明るい場所に置けば、元気に成長していきます。

時間に合わせて設置場所を変えなくていいため、手間がかからないといえるでしょう。

オリヅルラン

オリヅルランは、細長い葉が華やかに伸びる観葉植物です。

北欧に生息しているため、寒さに比較的強く、関東以南の地域であれば、屋外でも越冬可能です。

根は多肉質で水分を多く含んでいるため、乾燥に対しての強さもあります。

直射日光には弱く、室内で育てるのであれば窓際は避けて、明るい日陰に置くといいでしょう。

リプサリス

リプサリスは、ツタが垂れ下がるような見た目のサボテンです。

サボテンに分類されますがトゲはなく、小さな子どもがいる家庭でも安心です。

サボテンは砂漠などの暑い地域に生息しているイメージですが、リプサリスは直射日光に強くありません。

室内の明るい場所や、屋外の日陰で育てましょう。

ただ、寒さにも強くないため、肌寒い季節や夜間は室内に入れてください。

観葉植物を水耕栽培で育てる際のおすすめポイント

観葉植物を水耕栽培するには、スポンジの硬さや水の管理に注意が必要です。

ここでは、観葉植物を水耕栽培で育てる際の注意点を解説します。

スポンジの硬さに注意する

水耕栽培に使用するスポンジは、適切な硬さでないと、根が伸びない・水が均一に行きわたらないなどの弊害が発生します。

水耕栽培専用のスポンジを使用するのがおすすめです。

水耕栽培専用のスポンジは、くぼみやスリットがあり、種を撒きやすい形状です。

以下のページから購入できます。

https://www.sponge-homecenter.jp/SHOP/U0242.html

水の管理

水耕栽培では、こまめに水の管理をして、観葉植物が成長しやすい状態に保ちましょう。

水を交換するタイミングは、以下の通りです。

  • 水にぬめりがある
  • 日向に長時間置いた(雑菌が繁殖しやすい)
  • 水が濁ったり、藻が発生している

必要な水の量は、植物により異なります。

水の量が少ないほど傷みやすいため、交換頻度を増やしてください。

日光の調整

観葉植物は、直射日光に弱い種類もあり、それぞれの特性を把握することが大切です。

特に夏場は日差しが強く、観葉植物がダメージを受けてしまいます。

日差しが強い時期は、以下のような設置を心掛けてください。

  • レースのカーテン越しに日光に当てる
  • 窓から少し距離をとる
  • 早朝や夕方などの日差しが弱い時間を選ぶ

植物にとって、日光は光合成をするのに欠かせない要素です。

光合成できないと枯れてしまうため、明るい場所を選びながら、日光の調整をしてください。

カビや苔に注意する

水耕栽培は土を使わず手軽に栽培できますが、常に水を使用するため、カビの発生に注意が必要です。

水耕栽培に使用する水は、肥料を混ぜて栄養が豊富です。

栄養豊富な水は微生物が繁殖しやすく、カビや苔も発生しやすくなります。

スポンジにカビが発生したら、すぐに水で洗浄してください。

茎や根にカビが発生した場合も水洗いをして、落ちないようなら切り取るなどの対処が必要です。

適切に肥料を与える

水耕栽培では土から栄養を取れないため、水に液体肥料を混ぜて成長させます。

ただし、種を撒いたときから液体肥料を入れるのではなく、根がある程度伸びてから投入します。

種を撒いた段階で肥料を入れても問題ありませんが、カビや苔が発生しやすくなるので注意しましょう。

肥料を混ぜた水は、以下のタイミングで定期的に交換・つぎ足しが必要です。

  • 水をつぎ足したら、肥料もつぎ足す
  • 月に1回は水をすべて交換する
  • 雨が入り込んだら水を交換する

育てる植物により、水やりのタイミングや肥料の量が異なります。

肥料の量を調節しながら、植物が育成しやすい環境を整えてください。

おすすめの観葉植物を水耕栽培するメリット

観葉植物を水耕栽培すると、水だけで育てられる・虫の心配がいらないなどのメリットがあります。

ここでは、おすすめの観葉植物を水耕栽培するメリットを紹介します。

水だけで育てられる

土で観葉植物を育てる場合、たい肥や肥料を混ぜ土づくりをする必要があります。また、必要に応じて、pH値の調整も必要です。

植物を育てるのに適した土壌を作るには、知識やノウハウが必要で、初心者には難しいものです。

水耕栽培であれば、水に肥料を混ぜるだけで育てられるため、専門的な知識は不要です。

準備が簡単で道具も少ないため、初めて観葉植物を育てる方でも安心です。

虫が湧く心配がいらない

土壌栽培では土に虫の卵が紛れていて、虫が発生するリスクが高いです。

水耕栽培では土を使用しないため、虫が湧く心配は不要です。

ただし、屋外から入り込んで、観葉植物に付いてしまう場合もあります。

虫が入り込んでしまった場合は、繁殖する前に駆除するといいでしょう。

お手入れの手間が少ない

水耕栽培は、水の交換や日光の調整など、最低限のお手入れだけで育つため手間がかかりません。

土壌栽培では、仕事や家事で忙しくお手入れできないと、せっかく購入したのに枯れてしまう可能性があります。

土づくりや土壌作成・害虫対策などの手間がかからない水耕栽培は、忙しい人にぴったりの栽培方法といえるでしょう。

まとめ

水耕栽培におすすめの観葉植物は、シェフレラ・アイビー・パキレラなど数多くあります。

それぞれ、見た目や栽培方法などに違いがあるため、最適な観葉植物を選んでください。

観葉植物を水耕栽培で育てるには、スポンジの硬さや水の管理・日光の調整がポイントです。

特にスポンジは硬さにより成長のスピードに影響を与えるため、植物栽培専用のスポンジを使うことが大切です。

水耕栽培スポンジホームセンターでは、水耕栽培の工場でも使用されているスポンジを扱っています。

これから水耕栽培を始めてみたいという方は、まずはお気軽にお問い合わせください。