水耕栽培スポンジで小かぶを育ててみた結果!種まきの時期や温度など最適な育て方は?

小カブは種まきから約50日で収穫できる、初心者でも育てやすい野菜です。

丸い根の部分だけでなく、葉にも栄養が詰まっていて、余すことなく食べられる魅力があります。

この記事では、水耕栽培スポンジを使って、実際に小かぶを育てた成長記録を紹介します。

これから、水耕栽培を始める人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事は、水耕栽培用スポンジを製造する富士ゴム産業が執筆しています。

小かぶを水耕栽培するために必要な道具

小かぶの水耕栽培に必要な道具は、以下の通りです。

  • 水耕栽培スポンジ
  • プランター
  • 小かぶの種
  • 水耕栽培用肥料

水耕栽培スポンジは、100均で販売されているキッチンスポンジでも代用可能です。

しかし、硬さや大きさが合わず、小かぶが成長しない可能性があるため、できれば水耕栽培専用のスポンジを使うのがおすすめです。

プランターはホームセンターで購入できます。スポンジの大きさに合ったサイズのプランターを選んでください。

水耕栽培スポンジホームセンターでは、届いた日から始められる【水耕栽培キット】を販売しています。これから水耕栽培を始める方におすすめです。

小かぶを水耕栽培するための準備

まずは、水耕栽培スポンジをプランターに入る大きさに分けます。

水耕栽培スポンジは、切り込みが入っているため、簡単に小分けできます。

続いて、容器に水を注いで、ウレタンに水を含ませます。

ウレタンをしっかりと押しつぶして、内部の空気を外に出してください。

内部に空気が残ったままだと、ウレタンが浮いてしまい、種に水分が行きわたらない可能性があります。

水耕栽培スポンジの空気が抜けたら、事前準備は完了です。

小カブを水耕栽培する際の種まき

小かぶの種を、くぼみに撒いていきます。

すべての種が発芽するとは限らないので、1つのくぼみに2~3粒ほど入れてください。

水を補充します。

種が水没しない程度まで水かさを増やしてください。

乾燥を防止して発芽率を上げるために、サランラップを巻くのもおすすめです。

水耕栽培スポンジでの小かぶの成長記録

3日目

殻をやぶり、少しずつ白い部分が見えてきました。

7日目

ほとんどの種が発芽しました。

10日目

葉が大きくなり、力強さが増しています。

15日目

根がスポンジを突き破っています。

この辺りから、水に肥料を混ぜていきます。

37日目

ギザギザした葉が出てきました。

43日目

葉が重なると成長を阻害するため、葉を間引きます。

79日目

小さな根ができてきました。

129日目

丸い根が大きくなりました。

肥料が少なかったためか、通常よりも成長は遅いです。

163日目

根がかなり大きくなりましたが、葉が茶色く枯れ始めました。

おそらく何らかの病気にかかったと思われます。

179日目

風通しの悪い場所で育てたため、カビが蔓延して成長しなくなりました。

途中までは順調でしたが、小かぶの水耕栽培に失敗しました。

小かぶを水耕栽培する際のポイント

カビは風通しが悪く、ジメジメした湿度の高い環境を好みます。

室内で育てる場合は、窓を開けて空気が通るようにしましょう。

また、日中は陽が当たるように、ベランダに出しておくのもおすすめです。

また、カビは早期に発見すれば、水洗いで簡単に落とせます。

定期的にプランターとスポンジを水洗いしてください。

水耕栽培のカビについては、以下の記事に詳しくまとめています。

まとめ

小かぶは栄養価が高く、葉の部分まで余すことなく食べられる野菜です。

今回は育成環境が悪く失敗してしまいましたが、本来は初心者でも育てやすい野菜です。

風通しを良くして、日光にも当てながら、楽しんで小かぶを栽培してください。

水耕栽培スポンジホームセンターでは、届いた日から水耕栽培を始められる【水耕栽培キット】【水耕栽培スポンジ】を販売しています。

これから水耕栽培を始める方は、ぜひ専用スポンジを使用してみてください。

小かぶの水耕栽培については、YouTubeでも成長記録を公開しています。